江戸の小さな神々

宮田登 著

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江戸の小さな神々

定価1,980円(本体1,800円)

発売日1989年3月

ISBN4-7917-5565-0

江戸の大規模な都市開発は多くの怪異現象をよび起こした。それらの不安を鎮める稲荷や地蔵の祀堂に庶民は何を祈ったのか。その祈りはやがて富士講や御嶽講のうねりを生み出し、お蔭参りやええじゃないかのエネルギーともなって爆発する。江戸における庶民信仰の成立と展開をあとづける野心的な試み。