生命科学の欲望と倫理

-科学と社会の関係を問い直す-

橳島次郎 著

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生命科学の欲望と倫理

定価2,090円(本体1,900円)

発売日2014年12月19日

ISBN978-4-7917-6842-4

STAP細胞騒動は、現代科学の歪みを明るみに出す重大な事件だった。 いま科学はいかにして信頼をとり戻すがことできるのか。 長年、生命倫理をめぐる研究と政策立案議論に関わってきた著者が その根本的な歪みと構造を解き明かし、対策を示した提言の書。 実利とも、倫理とも違う第3の道を見出し、それを基本にして生命科学のあり方を立て直すこと。 科学者が本来的にもつ欲望を、科学自身の必要性と妥当性にもとづいて断すること。 そこから本来の意味での生命倫理への道がひらけるのではないか。 生命科学のみならず現代科学を根本から