ユリイカ2014年5月号 特集=マーベル映画

-『X-MEN』『スパイダーマン』『アイアンマン』から『アベンジャーズ』、そして『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』へ-

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
  • Google+でシェア
ユリイカ2014年5月号 特集=マーベル映画

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2014年5月

ISBN978-4-7917-0270-1

■人生に関する断章*29
  京極夏彦『遠野物語remix』について / 中村稔

■詩
  白不在音 / カニエ・ナハ

■耳目抄*320
  花の時に / 竹西寛子

■特別掲載
  「らしい」建築批判 3 / 飯島洋一

  みてきたものを超えていく 日仏マンガ作戦会議 / バスティアン・ヴィヴェス+今日マチ子

 

特集*マーベル映画  『X-MEN』『スパイダーマン』『アイアンマン』から『アベンジャーズ』、そして『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』へ

【ヒーローの条件】
「マーベル映画」から「映画」へ 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の革新 / 中島かずき+杉山すぴ豊
キャプテン・アメリカ、あるいはグローバル資本主義と自己言及化するスーパーヒーロー・ジャンル / 吉本光宏
ディジタル・ヒーローの倫理的身体 マーベル映画とディジタル表現のゆくえ / 渡邉大輔
スパイダーマンはバイセクシャルになりえるか / 光岡三ツ子

【コミックスが映画を変える!】
マーベル映画の黎明期 コミックから映画への翻訳 / 小野耕世+石川裕人
スーパーヒーローたちの映画圏 / 小野耕世
映画の素材としてのコミックブック マーベルコミックスを主軸に / 石川裕人
マーベル映画はなぜ「マーベル」映画なのか? / 小田切 博
X‐メン 増殖と拡大を続ける新人類たち / 堺 三保

【アーマーデザインの革命】
パンツとマントとツノはヒーローの象徴だ! リアリティとアイコン性をめぐって / コヤマシゲト 柳 亨英
虚構にリアリティを持たせた「アイアンマン」のデザイン論 / 石井 誠
アベンジャーズへの道 史上最大のスーパーヒーロー映画シリーズ / 柳 亨英

【エッセイ】
ジョス・ウィードン 変奏と変化 / 佐藤哲也
映画『アベンジャーズ』と帰納的世界観 / 海法紀光
マーベル映画『ハルク』について / リタ・ジェイ

【マーベルの試行錯誤】
ブラック・スーパーヒーローの旗頭 吸血鬼ブームと映画『ブレイド』 / 風間賢二
『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』とマーベル実写化暗黒時代 / 中沢俊介

【映画という新しい神話】
北欧神話の雷神ソールと『マイティ・ソー』 / 伊藤 盡
二一世紀マーベル・ユニヴァースにおけるロキの変貌 古典的スーパーヴィランから「セックス・シンボル」へ / 鷲谷 花

【マーベル・シネマティック・ユニバースの未来】
マーベル映画最新情報 / 杉山すぴ豊

【作品ガイド】
マーベル映画の時代 膨張し続けるユニバース / 光岡三ツ子

■今月の作品
  武田祐子・堺俊明・野本篤美  選=日和聡子

■われ発見せり
  Funori? / 福岡安都子