ユリイカ2010年10月臨時増刊号 総特集=冲方丁

-『マルドゥック・スクランブル』 『蒼穹のファフナー』 『オイレンシュピーゲル』 『天地明察』・・・ジャンルを越えて躍動する若き物語作家の冒険-

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ユリイカ2010年10月臨時増刊号 総特集=冲方丁

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2010年10月

ISBN978-4-7917-0213-8

【書き下ろし小説】
OUT OF CONTROL / 冲方丁

【冲方丁かく語りき】
走り抜ける物語の法テーマ 越境する 〈日本語〉 作家 / 冲方丁 [聞き手=前島賢]

【冲方式三題問答集】
時代へ “遺題” するひと 『天地明察』 から見える江戸と現代 / 冲方丁×養老孟司
一〇〇〇枚のその先へ 「書く」 ことの “自由” を求めて / 冲方丁×夢枕獏
「嫌がらせ」 を作品に昇華する方法 お子さま厳禁 !? 毒々トーク♥ / 冲方丁×篠房六郎

【絵師競演 !!】
『マルドゥック・スクランブル』 / 寺田克也
『マルドゥック・スクランブル』 / TNSK
『微睡みのセフィロト』 / 笹井一個
『天地明察』 / 前田浩孝

【二一世紀の 「物語」 を求めて】
両世界の二〇〇三年 / 笠井潔
民話と神話のあいだ / 福嶋亮大
Human Meets the Universe 「なーんか、世界とか救いてぇー」 と冲方丁は呟いた / 池田純一

【『天地明察』 読解指南】
時代小説史の中の 『天地明察』 冲方丁と白井喬二の接点を中心に / 末國善己
冲方丁の 「算額奉納」 / 八代嘉美

【筆先はとどまることなく】
出発点としての秩序と混沌 冲方丁のデビュー作 『黒い季節』 から / 円堂都司昭
空虚な彼女は刻印スペルで遊ぶシュピール 冲方丁 『ばいばい、アース』 / 海老原豊
球体の奏でる音楽 冲方丁論 / 飯田一史
物語に選ばれた作家 冲方丁の小説の書き方 / 中沢忠之

【集団と個の弁証法】
傷と傷跡と記号 ポスト 『エヴァ』 作家としての冲方丁 / 佐藤俊樹
《蒼穹のファフナー》 と 《ヒロイック・エイジ》 / 小森健太朗
学級委員・冲方丁
 『冲方丁のライトノベルの書き方講座』 と 『[冲方式] 「アニメ&マンガ」 ストーリー創作塾』 を巡って / 神山修一
現代の集団制作下における作家 コンピュータ・ゲームから冲方丁について考える / 井上明人

【資料】
冲方丁全著作解題 / 飯田一史・前島賢