現代思想2015年1月臨時増刊号 総特集=ピケティ『21世紀の資本』を読む

-格差と貧困の新理論-

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現代思想2015年1月臨時増刊号 総特集=ピケティ『21世紀の資本』を読む

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2015年1月

ISBN978-4-7917-1289-2

【トマ・ピケティ インタビュー】
マルクスなんてどうでもいい 左翼ロックスター経済学者へのインタビュー / I・チョティナー[聞き手] 本橋哲也=訳
資本、労働、成長そして不平等 / N・ピアス+M・オニール[聞き手] 渡辺景子=訳

【『21世紀の資本』のインパクト】
私たちはなぜ新たな金ぴか時代に居るのか / P・クルーグマン 山家歩=訳
キャピタル・マン / E・エイキン 沖公祐=訳

【日本から読む】
国家の社会性を取り戻すために 21世紀の資本』が壊すトリクルダウンの幻想 / 浜矩子
格差は止めなければ止まらない 政治的無為への警告としてのピケティ / 竹信三恵子
トマ・ピケティ著『21世紀の資本』の衝撃 / 橘木俊詔

【格差と不平等の総合理論へ】
『21世紀の資本』論と『資本論』 格差再拡大の政治経済学 / 伊藤誠
公共哲学としての『21世紀の資本』 経済の民主化の構想のために / 中野佳裕

【議論の焦点】
ピケティの「グローバル富裕税」論 / 諸富徹
悲観的クズネッツ主義者の挑戦 / 中山智香子
メリトクラシー再考―ピケティ『21世紀の資本』を読んで / 堀茂樹

【浮上した課題】
ピケティ『資本』への補足 / D・ハーヴェイ 長原豊=訳
主体性の唯物論的理論に向けて / S・ジジェク 松本潤一郎=訳
絆創膏・疫病・資本―「富」 サゲのない三題噺 / 長原豊
資産・レントそして女性 レント資本主義へのフェミニスト分析に向けて / 足立眞理子
ピケティ『21世紀の資本』批判 / B・ローソン 佐藤隆=訳