現代思想2014年4月号 特集=ブラック化する教育

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現代思想2014年4月号 特集=ブラック化する教育

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2014年4月

ISBN978-4-7917-1278-6

■連載――科学者の散歩道 第六回
  阪急「苦楽園」 / 佐藤文隆

■連載――家族・性・市場 第九八回
  生の現代のために・2 / 立岩真也

 

特集*ブラック化する教育  

【討議Ⅰ】
「教育再生」の再生のために / 大内裕和+斎藤貴男+佐藤学

【概論】
教育商品化の現在 / 佐々木賢

【インタビュー】
「教育再生」の再生のために 高校中退と定時制高校から / 青砥恭

【改革の方向性】
高大接続と大学入学者選抜のリアル / 児美川孝一郎
首長主導と国家統制強化の教育委員会制度改革を問う / 中嶋哲彦

【学校「内」/「外」の現場から】
「俺のとは違うなぁ」 学校に臨場すれば見える「アベ暴走教育改革」のアウト! / 岡崎勝
「いびつ」な学校に臨んで 教員「わいせつ行為」「処分」からみえてきたもの / 赤田圭亮

【教科化へのポリティクス】
なぜ英語教育は混迷するのか 混迷からの脱却をめざして / 大津由紀雄
『私たちの道徳』の「私たち」とはだれなのか? 権利と自由を自制して、「我が国を愛する態度」を示すということ / 三宅晶子

【東アジアの〈学校〉】
歴史教科書問題考察の原点 / 大串潤児
朝鮮学校の現在 / 金泰植

【教育の「貧困時代」】
教育家族の逆説 / 矢野眞和
グローバル競争時代の能力論・人材養成論と内面統治の国家主義 / 中西新太郎
専任イス取りゲームをこえて 大学に背をむける非常勤講師たち / 熱田敬子

【討議Ⅱ】
「人間力」と冗長性のはざまで / 仁平典宏+牧野智和

【教育と「生」活】
「東京」に出ざるをえない若者たち 地方の若者にとっての地元という空間 / 山口恵子
二八になってしまいました 高卒一〇年目の若年単身女性たち / 杉田真衣

■研究手帖
動物たちの開かれた世界 / 石倉敏明