現代思想2014年8月臨時増刊号 総特集=丸山眞男

-生誕一〇〇年-

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現代思想2014年8月臨時増刊号 総特集=丸山眞男

定価1,980円(本体1,800円)

発売日2014年8月

ISBN978-4-7917-1283-0

【エッセイ】
つぎつぎになりゆくいきほひ / 最首 悟
丸山眞男、その割り切れなさ / 長谷川 宏

【インタビュー】
丸山眞男のアクチュアリティ / 杉田 敦

【討議】
丸山眞男を問い直す / 川本隆史+苅部 直

【生起する思想】
日本ナショナリズムの呪縛とその克服 丸山眞男のナショナリズム論とドイツ思想 / 権左武志
〈知性の愚者〉であること フルトヴェングラーとヴァーグナーを丸山眞男はどう読んだか / 奧波一秀
〈近代儒教〉の生産と丸山眞男 / 澤井啓一
丸山眞男の天皇に関する「自己内対話」 和辻哲郎との比較において / 田中久文
「虚妄」に賭けることは可能か? 丸山眞男にとっての福沢諭吉 / 松田宏一郎

【政治とは何か】
未完の新左翼政治学? 丸山眞男と永井陽之助 / 酒井哲哉
近代市民の哀悼劇 丸山眞男と決断の帰趨 / 金杭
非政治領域の政治学 丸山眞男の結社・集団論の現在 / 木下ちがや
Legitimacyの浮上とその隘路 「正統と異端」研究会と丸山政治学 / 河野有理

【戦後空間のなかで】
丸山眞男のアジア・再考 / 平野敬和
丸山眞男と藤田省三 認識するということの意味 / 趙星銀
銀杏並木の向こうのジャングル / 清水靖久
ポスト三・一一の丸山眞男 「原子力戦争」の現在 / 葛西弘隆

【残された問い】
アカデミズム、ジャーナリズム、ディレッタンティズム 丸山眞男の文体論に向けたメモランダム / 大澤 聡
「開国」と「開かれた社会」 思想史と思想の間 / 木村直恵

【資料】
未発表原稿 三島文化講演「明治の精神」断片原稿(昭和二十年十二月)
再録 討議 文学と学問 / 丸山眞男+埴谷雄高
論考 政治と台所の直結について それが何であるか、又それが何でないか
論考 この事態の政治学的問題点
論考 明治初期における政治と言葉
論考 政事(まつりごと)の構造 政治意識の執拗低音

【略年譜】