現代思想2011年12月号 特集=危機の大学

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現代思想2011年12月号 特集=危機の大学

定価1,430円(本体1,300円)

発売日2011年12月

ISBN978-4-7917-1238-0

新連載――真理の生成 第1回
  問いの設定 / 近藤和敬

■連載――中国論を読む 第4回
  湖南は何を予測し、予測しなかったか 湖南 『支那論』 を読む・その2 / 子安宣邦

■連載――ヴォイドへの旅 第5回
  心が凹むとき / 港千尋

■連載――家族・性・市場 第73回
  社会派の行き先・14 / 立岩真也

特集=危機の大学   

【討議】
大学はいかに可能か / 石田葉月+岩崎稔+岡山茂+島薗進+西山雄二

【インタビュー】
大学と科学者の社会的責任 / 野家啓一

【エッセイ】
大学の変貌 / 村上陽一郎
マイナスからゼロへ / 最首悟

【科学技術論批判】
ポスト・ノーマル・サイエンスによる 「科学者の社会的責任」 / 塚原東吾
科学技術 「社会」 論の新自由主義的偏向 科学技術論の再建に向けて / 木原英逸

【大学と知識人の役割】
公共性の黄昏 / 金森修
哲学とポストコロニアリズム
 文明的転移と 「西洋ウエスト/その他レスト(the West and the Rest)」 という言説 / 酒井直樹 (訳=本橋哲也)
知力解放とその頭痛 新自由主義的政治状況における知識人の役割と債務 / 廣瀬純

【大学装置】
未開の大学 フクシマ以後のために / 白石嘉治
コグニタリアートの構造と沈黙 / クリストファー・ニューフィールド (訳=佐々木夏子)
大学の未来、フレンチ・セオリーの現在 / 鈴木哲平

【別様の大学へ】
都市、青年期、大学 ポスト・モラトリアム時代の大学 / 村澤真保呂
「生活民」 としての学びのために
 一九七〇年代日本の学習運動に見る産業社会への反省のかたち / 安藤丈将

■研究手帖
  住民の主体的な復興とは何か 関東大震災後の経験から / 中嶋久人

■現代思想2011 総目次