ユリイカ2001年6月臨時増刊号 総特集=野田秀樹

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ユリイカ2001年6月臨時増刊号 総特集=野田秀樹

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2001年6月

ISBN978-4-7917-0075-2

【対話】
演劇のコトバ、思想のコトバ / 野田秀樹+松尾スズキ
天皇制という〈芸能〉 / 野田秀樹+中沢新一
となりの部屋から覗いた〈世界〉 / 野田秀樹+鴻英良

【特別掲載】
野田秀樹による地図――演出ノート / 野田秀樹

【エッセイ/イラスト&エッセイ】
いたづら小僧の 「天才」 / 筑紫哲也
トンネルの中に時速200キロで突入する時、
 車両の容積が3パーセント圧縮される事実を表現する性格の野田秀樹。 / 日比野克彦
設計施工としての野田 / 隈研吾
野田秀樹の 「女」 / 林あまり
深夜の歌舞伎座で見た夢 / 中村勘九郎
演劇だけにできること / 庵野秀明
贋作・桜の森の満開の下 / 萩尾望都
やぢ馬的野田考 / 谷地恵美子
『2001人芝居』 をみて思ったこと / 西炯子
オボロゲですみません / 山本直樹

【野田秀樹*作家論】
片づけられないものを片づけない方法について / 宮沢章夫
野田秀樹のひかりごけ / 宮城聰
魂の体操 / 横田創
天皇病の期限 坂手洋二 『天皇と接吻』 と野田秀樹 『パンドラの鐘』 / 巽孝之
物語の復権/歴史の改竄 『パンドラの鐘』 と 『贋作・桜の森の満開の下』 における文化翻訳の条件
 / 本橋哲也
野田秀樹と女優 『贋作・桜の森の満開の下』 を満たす声 / 長谷部浩
可もなく、不可もなく、罪もなく、そのあとで。 / 篠原一
野田秀樹、あるいは時代の孤児 / 西堂行人
「言葉遊び」 の彼方へ 野田英樹における言語の問題 / 森山直人
野田秀樹とサム・シェパード グローバリティ・国民国家・演劇 / 内野儀

【野田秀樹*解散後全作品――野田地図以降】
「キル」 ための反復運動 『キル』 / 斎藤環
己の皮膚を覆う他者 『虎 野田秀樹の国性爺合戦』 試論 / 佐藤みか
NODA・MAPがmappingする文化的他者 『贋作・罪と罰』 とジェンダーの表象 / 大谷伴子
NODA・MAPの野田秀樹 『TABOO』――メロドラマからの脱却、そして死と行為 / 野田学
シンプルな物語 『ローリング・ストーン』 / 松村武
シュラとマリアの謎の果て 『半神』 / 栩木玲子
「蝶々夫人」 シンドロームとその切断をめぐって 『パンドラの鐘』 論 / 川崎賢子
強くしなやかな魂の揺らぎ 『カノン』 / 斎藤環
想像からリアルへ 野田秀樹の番外公演の軌跡
 ――『し』 『赤鬼』 『Right Eye』 『農業少女』 『2001人芝居』 / 鴻英良