現代思想2008年3月号 特集=患者学

-生存の技法-

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現代思想2008年3月号 特集=患者学

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2008年3月

ISBN978-4-7917-1177-2

■連載――日本を問い直す 第2回
  「この悲劇的な罪障消滅」 / 川田順造

■連載――家族・性・市場 第30回
  有限でもあるから控えることについて 2 / 立岩真也

■連載――近代の超克 最終回
  アジアによる超克とは何か 「方法としてのアジア」 をめぐって / 子安宣邦

特集=患者学 生存の技法

【病を生きる】
死に至る病の諸相 / 多田富雄

【討議】
サイボーグ患者宣言 / 山海嘉之+松原洋子

【医療/福祉】
ALS‐D 勝手に甲開日記 / ALS‐D
精神障害をめぐる組織力学 全国精神障害者家族会連合会を事例として / 吉村夕里
筋ジストロフィー患者の医療的世界 / 伊藤佳世子

【生存の技法】
病苦のエコノミーへ向けて / 小泉義之
死の贈与のエコノミーと犠牲の構造 老い衰えゆく人びとの生存という戦術 / 天田城介
「ピンピンコロリ」 をめぐる物語 私たちが欲しいものはこれなのか? / 武藤香織
GID規範からの逃走線 / 吉野靫

【ケア】
難病ケアの系譜 スモンから在宅人工呼吸療法まで / 川村佐和子 [聞き手=川口有美子]
ケアと市場 / 堀田義太郎
ALS・自然死・家族介護 いちヘルパーの小規模な日常から / 杉田俊介

【病の思想】
患者学事始 伝説の患者と化すために / 澤野雅樹
人格としての患者、人格としての生 / 的射場瑞樹

■研究手帖
  増殖する 「心の健康」 ネットワーク / 山田陽子