現代思想2008年7月臨時増刊号 総特集=チベット騒乱

-中国の衝撃-

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現代思想2008年7月臨時増刊号 総特集=チベット騒乱

定価1,152円(本体1,048円)

発売日2008年7月

ISBN978-4-7917-1183-3

【チベット問題とは何か】
モダニティというユートピアとの戦争 / パンカジ・ミシュラ (訳=福田将之)
中国はいかにして宗教を獲得したか / スラヴォイ・ジジェク (訳=松本潤一郎)
地上の楽園シャングリラは(いら)ない / スラヴォイ・ジジェク (訳=松本潤一郎)
方法としてのチベット / 土佐弘之

【チベット騒乱】
チベット問題と中国の近現代 克服されるべき問題点 / 平野聡
格差社会の現状 / 清水美和

【中国の衝撃】
「総合社会」 中国に向き合うために / 孫歌
現代中国周辺問題の基本構造 チベットと台湾の間から / 丸川哲史
貧者が造反する有理と無理 豆腐滓・冬蟲夏草・打擲 / 長原豊
震災経験の〈拡張〉に向けて / 友常勉

【人権】
人権主義・人道主義の甘い罠 チベットからダルフールまで / 粟飯原文子
人権の彼方へ 二〇〇八年 『世界人権制限宣言』 制定会議基調報告 / 山口泉

【民族問題】
オリエンタリズム、民族区域自治、そして尊厳ある政治
 「チベット問題」 に関する一考察 / 汪暉 (訳=羽根次郎)
「中原」 への回帰と乖離 中国社会の混淆性の問題について / 羽根次郎