現代思想2008年9月号 特集=大学の困難

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現代思想2008年9月号 特集=大学の困難

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2008年9月

ISBN978-4-7917-1186-4

■連載――日本を問い直す 第8回
  脱 「脱亜論」 へ / 川田順造

■連載――通天閣 第8回
  無政府的新世界(1) 借家人同盟、あらわる / 酒井隆史

■連載――家族・性・市場 第36回
  無償/有償 結 / 立岩真也

 

特集=大学の困難  

【インタヴュー】
人文系大学と人文学の将来について / 亀山郁夫
国立大学法人化のジレンマ / 野家啓一

【討議】
大学の困難 / 岩崎稔+岡山茂+白石嘉治

【転換】
大学という名の廃墟をあとにして 東京都立大学問題から見る〈文化〉と〈抵抗〉 / 初見基

【理念】
大学の名において私たちは何を信じることを許されているのか
 ジャック・デリダの大学論における信と場の問いから / 西山雄二
大学改革の日仏比較と学長たちの惑星的思考 / 岡山茂

【困難】
国立大学の 「選択と集中」 運営費交付金削減の現在 / 小沢弘明
日本の研究教育力未来のために 競争的施策の課題 / 竹内淳

【院生】
高学歴ワーキングプアが照らす大学の闇 / 水月昭道
院生サンディカリズムのために / 白石嘉治
群れを呼ぶ大学院生たち 反洞爺湖サミット運動とキャンプ大学 / 仲田教人

【可能性】
大学は死んだ。地下大学が始まる。 / 平井玄
今夜、講義がある 連続講義 「大学の夜」 という実験 / 永田淳

■研究手帖
  観測データの背後にあるもの / 関根崇泰