現代思想2007年11月臨時増刊号 総特集=マックス・ウェーバー

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現代思想2007年11月臨時増刊号 総特集=マックス・ウェーバー

定価1,466円(本体1,333円)

発売日2007年11月

ISBN978-4-7917-1172-7

【なぜウェーバーなのか】
「時間の諸相」 をめぐって マックス・ヴェーバーとマルティン・ハイデガー / 山之内靖
ウェーバーの可能性 / 姜尚中
多様な近代の多様な交錯 / 三島憲一

【ウェーバーの思想】
マックス・ウェーバーの思想世界 〈二〇世紀〉への問い / 亀嶋庸一
母のスワン・ソング、息子のデス・ディスコ / 上野俊哉

【比較と認識】
ウェーバーの比較社会学と歴史研究 アジア=インド認識をとおして / 小谷汪之
ヴェーバー社会理論のジェンダー論的射程 / 中野敏男

【宗教と価値】
殻ゲホイゼの中に住むものは誰か 「鉄の檻」 的ヴェーバー像からの解放 / 荒川敏彦
「神々の闘争」 は 「ヴェーバーの遺した悪夢」 か?
 シュミットの 「価値の専制」 論に照らして / 内藤葉子

【国家と社会】
信条倫理化する〈保守〉 ウェーバーとマンハイムを手がかりにして / 野口雅弘
「没価値性」 から 「職業社会学」 へ 尾高邦雄のヴェーバー受容をめぐって / 三笘利幸
社会学と生物学 黎明期のドイツ社会学に関する一考察 / 市野川容孝

【資本主義と近代】
ヴェーバー 「プロテスタンティズムの倫理」 テーゼと現代
 近代化・管理社会・グローバル資本主義 / 梅津順一
自由のプロジェクト ヴェーバー経済社会学の見方 / 小林純