現代思想2005年9月号 特集=女はどこにいるのか

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現代思想2005年9月号 特集=女はどこにいるのか

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2005年9月

ISBN978-4-7917-1140-6

■連載――ニューヨーク烈伝 第10回
  革命思想マルキシズムとその分裂生成シズモジェネシス 1 / 高祖岩三郎

■連載――建築と破壊 第11回
  絵画という亡霊 2 / 飯島洋一

特集=女はどこにいるのか

【インタヴュー】
ケアをすること/されること / 上野千鶴子
空間をつくる ハルモニとの出会い / 富田玲子

【ケアをする・される】
繕いのフェミニズムへ / 岡野八代
遠いものを愛すること 親密圏とその外部 / 新田啓子
「従属」 の取引 / 足立眞理子
父の言語のフェミニズム スタンリー・カベルと解釈の政治学 / 齋藤直子

【スペースをつくる】
支配としてのDV 個的領域のありか / 宮地尚子
「家」 と付き合い、「家」 に抗う / 金惠信
箪笥の中の骨 / 嶋田美子

【移動する】
越境日記 / 鄭暎惠
植民地教育とジェンダー 教育版植民地近代化論を再考する / 金富子
移動の中への定住 ヨーロッパにおけるポスト 「壁」 移動のジェンダー分析
 / ミリヤナ・モロクワシチ (本山央子=訳)

【休みながら闘う】
逸脱する 「女」、またはアンティゴネー / 冨原眞弓
海で暮らす抵抗 危機の時代の抵抗運動研究のために / 阿部小涼
見慣れた風景にまぎれて 売春をめぐる臨床的観察
 / ジュディス・L・ハーマン (訳=佐々木綾子+宮地尚子)

【男性性とは】
植民地の男性セクシュアリティ 沖縄占領とゲイ身体政治 / 新城郁夫
セクシュアリティの二重性 システム論的精神分析の展開 / 十川幸司

■研究手帖
  「現代」 思想 / 桑田光平