現代思想2004年2月号 特集=藤田省三

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現代思想2004年2月号 特集=藤田省三

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2004年2月

ISBN978-4-7917-1117-8

■連載――ことばの哲学者 第2回
  陸軍幼年学校生 / 池内紀

■連載――国家と祭祀 第8回
  「国家神道」 という遺産 近代神社神道史の言説 / 子安宣邦

特別掲載
  ドグマ人類学の問い 全能幻想と限界の知 / 西谷修

特集=藤田省三

【テクスト】
「実感」 の意味 / 藤田省三
幕末・維新思想史演習 福沢諭吉研究 / 藤田省三
黙示録の響き / 藤田省三+谷川雁

【精神】
不良精神とコミットメント 藤田省三の倫理学をめぐる断想 / 川本隆史
藤田省三の声の方位について 独立精神とは何か / 本堂明

【マルクス主義】
普遍主義とマルクス主義 藤田省三をめぐって / 牧村弘
反時代的 「確信」 の問題について / 長原豊

【経験】
経験の後ろ姿 ヴジェーヌ・アッジェを見る藤田省三 / 港千尋
「あらゆる批判は控えてください」 / 東琢磨

【高度成長】
天皇制・総力戦・農本主義 初期藤田省三と松下圭一をつなぐもの / 道場親信
「藤田省三の世界」 の成立 / 和田悠

【歴史】
藤田省三における歴史の発見 「天皇制国家の支配原理」 から 『維新の精神』 へ / 花森重行
藤田省三氏についての断章 全体主義と時、もしくは 「精神の野党性」 と今日の風景 / 鱈場真史

■研究手帖
  国家論への視座 / 萱野三平