現代思想2004年6月号 特集=フェミニズムの最前線

-女性の動員と主体化-

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現代思想2004年6月号 特集=フェミニズムの最前線

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2004年6月

ISBN978-4-7917-1122-2

■連載――ことばの哲学者 第6回
  幕合喜劇 / 池内紀

■連載――『大菩薩峠』 を読む / 第3回
  描き出される 「近代」 と 「帝国」 の暴力 (その2) / 成田龍一

特集=フェミニズムの最前線 女性の動員と主体化

【討議】
国家の中から、国家を越えて / 上野千鶴子+李小江

【戦争と暴力】
女性革命兵士という問題系 / 上野千鶴子
女の〈占領〉と〈解放〉  / 加納実紀代
中国女性学の創出 李小江はどこへ向かうのか / 秋山洋子
「父の娘」 の戦争 / 中尾知代

【資本と身体】
二重のヴェールを剥ぐ アンティゴネーと非連続なる資本 / 足立眞理子
闇への跳躍 プライベートなものの生成について  / 後藤浩子
ポスト人間身体への展望 自己愛と暴力のアイロニー  / 新田啓子
『弔鐘』‐断片 書評‐貸借表 / G・C・スピヴァック (訳=長原豊)

【国家の境界線上で】
荒野のなかの人権 / 岡野八代
国家を棄てる日 在日朝鮮人の社会保障・戦後補償問題を中心に / 金富子
境界に立つということ テレサ・ハッキョン・チャの 『ディクテ』 を読む / 池内靖子
近いイメージ/遠いイメージ / 嶋田美子
「皇室改革」 という言説 宮内庁ホームページに見る皇室表象 / 北原恵

■研究手帖
  「言ったもん勝ち」の掲示板と「自己表現」 / 石村多門