現代思想2003年12月号 特集=ホッブズ

-力とは何か-

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現代思想2003年12月号 特集=ホッブズ

定価1,361円(本体1,238円)

発売日2003年12月

ISBN978-4-7917-1114-7

■連載――国家と祭祀 第6回
  沈黙する鬼神と生者の饒舌 靖国の現在 / 子安宣邦

短期集中連載――ドグマ人類学の問い 第4回
  鏡と第三項 〈スクリーン〉の儀礼的組立 / 西谷修

特集=ホッブズ 力とは何か

【討議】
ホッブズを超えて 力と恐怖の論理 / 上野修+岩崎稔

【力の思想】
ホッブズとイラク戦争 / 長尾龍一
誰の力、誰の弱さか? ロバート・ケーガンのヨーロッパ・イデオロギー批判について
 / エティエンヌ・バリバール (訳=藤岡俊博)
力の政治と法の政治 ホッブズにおける 「政治的なものの概念」 / 柴田寿子

【ホッブズとカント】
理性の共同署名 / 港道隆
亡霊の政治 「ヨーロッパの再生」 を問う / 市田良彦

【回帰するホッブズ】
レヴィヤタン解剖 イメージ・表象・身体 / 田中純
法の外 / ギル・アニジャール (訳=藤岡俊博)
マルチチュードの恐怖 戦争に抗する戦いのために / 水嶋一憲

【主権】
国家形成のロジック / 桜井直文
ホッブズにおける契約論と 「力の合一」 / 木島泰三

【権力】
「あの死すべき神」 ホッブズの権力論と主権論 / バリー・ヒンデス (訳=新田啓子 改題=佐藤俊樹)
アメリカ 「帝国」 とリベラル・デモクラシー 「ホッブズ的世界」 と 「歴史の終わり」 / 篠田英朗

■研究手帖
  「生と死の自己決定」 を教える? / 大谷いづみ

■現代思想2003年 総目次