現代思想2001年10月臨時増刊号 総特集=これは戦争か

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現代思想2001年10月臨時増刊号 総特集=これは戦争か

定価1,047円(本体952円)

発売日2001年10月

ISBN978-4-7917-1080-5

【世界から】
限りない悲しみを感じています / ジャック・デリダ (訳=松葉祥一)
現実界の砂漠にようこそ! / スラヴォイ・ジジェク (訳=村山敏勝)
「アメリカの例外的な立場」の終わり / フランシス・フクヤマ (訳=末廣幹)
2001年9月11日――なぜ? (2001年9月15日)
 / イマニュエル・ウォーラーステイン (訳=山下範久)
注意! アメリカは勝ってしまうかもしれない (2001年9月20日)
 / イマニュエル・ウォーラーステイン (訳=山下範久)
「報復」のダブルスタンダード / ノーム・チョムスキー (訳=本橋哲也)
豊かな国が逃れることができない罠 支配不能のホットスポットを統治する
 / サスキア・サッセン (訳=足立眞理子)
September 11,2001 / ジョージ・レイコフ (訳=梅木達郎)
ジェノバの後に、アポカリプス・ニューヨークが / ヤン・ムーリエ・ブータン (訳=市田良彦)
謙虚さへと屈せざるをえない米国パワー
 / ベルトラン・バディ [聞き手=ジャン=リュック・アリューシュ+ジャン=ドミニック・メルシェ] (訳=椎名亮輔)

【対談】
これは戦争か 二〇〇一年九月一一日 / 武藤一羊+市田良彦

【イスラームから】
日本の文明戦略とイスラーム世界 / 板垣雄三
世界はムスリムを見殺しにするのか? / 臼杵陽
「テロを支援するシステム、国家」の正体 / 栗田禎子
私たちは何者の視点で世界を見るのか / 岡真理

【アメリカから】
どうすれば、鋭敏にして異端的な思考は存続し得るだろうか
 / ブレット・ド・バリー (訳=セルデン恭子)
外部が内部に嵌入し滞留し始めるとき、臭いがする / 長原豊
普遍主義を語るナショナリズムをローカルな目で見る / 中野敏男

【アフガニスタン】
アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ (抄訳)
 / モフセン・マフマルバフ (訳=武井みゆき+山垣忍)

【これは戦争か】
中立領域 / ダグラス・ラミス
ヴァーチャル植民地としての世界 / 西谷修
高速道路の犬のように? / 岩崎稔
ウロボロスの世界 / 港千尋
脱領土的テロリズム、ポストモダン帝国体系と世界内戦 / 土佐弘之
生政治の新しい段階? / 酒井隆史
「文明全体の戦い」の意味するもの 国際法学からのアプローチ / 阿部浩己
懺滅されるべきは戦争である / 小倉利丸
非国民たちよ、踊ってる場合にはもう一歩だ / 上野俊哉