現代思想1998年8月号 特集=液状化する日本語

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア
  • Google+でシェア
現代思想1998年8月号 特集=液状化する日本語

定価1,361円(本体1,238円)

発売日1998年8月

ISBN978-4-7917-1035-5

特別掲載
  サイエンス・ウォーズ(承前) / 金森修

■歩行と思索
  パソコンOS 新しい革袋に古い饐えた酒が入っている現状 / 岩谷宏

特別掲載
  光と人種の救済論ソテリオロギア エズラ・パウンドとユダヤ人絶滅の思想 / 三宅昭良
  都市の路上に正座する 「見つめる大道芸人・雪竹太郎」 / 筏丸けいこ

特集=液状化する日本語  

【討議】
いまだない言語――日本語 / イ・ヨンスク+小森陽一

【日本語の近代】
「スターリン言語学」 と日本語 / 田中克彦
ふりがな論の視座 近代日本における文字とリテラシイ / 土屋礼子

【液状化する日本語】
性意のあることば / クレア・マリィ
「お前はワニか」 Klokodiliにみるエスペラントの言語イデオロギー / 臼井裕之

【手話は日本語か】
手話、そしてろう者の眼に映る日本語の世界 / 森壮也
手話と日本語 / 斉藤道雄

【声と日本語】
声と日本語 / 坪井秀人 [聞き手=成田龍一]
尾崎豊 声の殉教者 日本語高低アクセントの反乱 / 下河辺美知子

【方言と日本語】
「方言」 認識の諸相 / 安田敏朗
再構築される国語 一九三〇年代津軽における方言詩教育と内地植民地主義 / 小国喜弘

【討議】
日本語は誰のものか / 岡真理+李孝徳

■研究手帖
  分割統治の悲しみへ / 後藤浩子