ユリイカ2016年11月臨時増刊号 総特集=赤塚不二夫

-81年目のバカなのだ-

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ユリイカ2016年11月臨時増刊号 総特集=赤塚不二夫

定価1,980円(本体1,800円)

発売日2016年10月24日

ISBN978-4-7917-0316-6

■ナンセンスの大王
これでいいのか / 谷川俊太郎
『おそ松くん』再演 / 山下洋輔
ぼくの赤塚先生 一九六二年―二〇〇八年 / 高平哲郎

■赤塚不二夫単行本未収録作品
おそ松くん
まつげちゃん

■対談
語っても意味がない / 安齋 肇×しりあがり寿

■探究・赤塚不二夫
馬鹿本パニック・ルーム 「バカ塚不二夫」レトロスペクティヴ / 高山 宏
ひみつの……ちゃん / 香山リカ
おフランスの現代思想ざんす 「真理の殉教者」としてのイヤミ / 小泉義之
『おそ松くん』と二重の身体 / 郡司ペギオ幸夫
『レッツラゴン』が鳴らす声 / 細馬宏通

■自叙伝――単行本未収録エッセイ
四畳半の西日 / 赤塚不二夫

■インタビュー
トキワ荘の三人組 / 水野英子(聞き手=編集部)

■赤塚不二夫の/と戦後
赤塚マンガの原風景 「帝国日本」の落日が照らす孤独と情愛 / 山本昭宏
前のめり、つんのめって…… / 雑賀恵子

■等身大のマンガ家
「ギャグゲリラ」のゾーン体験 / 平尾隆弘
[再録]天然痘? 『ギャグゲリラ』 / 赤塚不二夫
意味に無意味に意味を許すな / 上杉清文
これでいいのかっー!! / 山崎春美

■時代と笑いの考察
赤塚不二夫と昭和の肉体 / 近藤正高
漫画家アイドル・赤塚不二夫 七〇年代という時代をめぐる一考察 / 太田省一
なぜテレビタレント・赤塚不二夫はスベっていたのか / 戸部田 誠(てれびのスキマ)

■解析・赤塚不二夫
共感のつまずきと情感 赤塚不二夫の少女マンガ作品について / 岩下朋世
西部の夕景、下町の夕景 一九六〇年前後の赤塚不二夫と「映画」 / 森下 達
赤塚不二夫の遠近法主義 / 石岡良治
実験と精緻のマンガ / 可児洋介
マンガを信じた男 赤塚不二夫とメタマンガ / 三輪健太朗
「マンガ」の外へ 赤塚不二夫の一コマ政治諷刺マンガ、大人の学習マンガ、さわる絵本 / イトウユウ

■赤塚不二夫から遠く離れられない
マイ・フェイバリット・アカツカ