猿と女とサイボーグ 新装版

-自然の再発明-

ダナ・ハラウェイ 著,高橋さきの 訳

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猿と女とサイボーグ 新装版

定価本体3600円+税

発売日2017年5月19日

ISBN978-4-7917-6990-2

ジェンダー/セクシュアリティ/階級/文化を規定する〈自然〉概念を内破させるために
霊長類学、免疫学、生態学など、生物科学が情報科学と接合される――。高度資本主義と先端的科学知が構築しつづける〈無垢なる自然〉を解読=解体し、フェミニズムの囲い込みを突破する闘争マニフェスト。

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【目次】

謝辞
序章

第1部 生産・再生産システムとしての自然

第1章 動物社会学とボディポリティックの自然経済・優位性の政治生理学
第2章 過去こそが、論争の場である:霊長類の行動研究における人間の本性と、生産と再生産の理論
第3章 生物学というエンタプライズ:人間工学から社会生物学に至る性、意識、利潤
 

第2部 論争をはらんだ読み:語りの本質と語りとしての自然

第4章 はじめにことばありき:生物学理論のはじまり
第5章 霊長類の本質をめざした争い:フィールドに出た男性=狩猟者の娘たちの1960~1980
第6章 プチ・エメチェタを読む:女性学における「女性の経験」への挑戦
 

第3部 場違いであるものの領有されることもない他者たる人々にとっての、それぞれに異なるポリティクス

第7章 マルクス主義事典のための「ジェンダー」:あることばをめぐる性のポリティクス
第8章 サイボーグ宣言:二〇世紀後半の科学、技術、社会主義フェミニズム
第9章 状況に置かれた知:フェミニズムにおける科学という問題と、部分的視角が有する特権
第10章 ポスト近代の身体/生体のバイオポリティクス:免疫系の言説における自己の構成



訳者あとがき
新装版によせて
参考文献
索引

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[著者] ダナ・ハラウェイ(Donna J.Haraway)

1944年コロラド州デンバー生まれ。イェール大学で実験生物学から科学史に転じ、生物学の博士号を取得。1980年からはカリフォルニア大学サンタクルーズ校で科学技術論とフェミニズム理論を論じ、現在は名誉教授。主な著書に『犬と人が出会うとき——異種協働のポリティクス』(青土社)、『サイボーグ・フェミニズム[増補版]』、『サイボーグ・ダイアローグズ』(ともに共著、水声社)、『伴侶種宣言』(以文社)など。

[訳者] 高橋さきの(たかはし さきの)

1957年東京生まれ。東京大学大学院農学系研究科修士課程修了、森林植物学専攻。以降、工業所有権の現場で翻訳に従事。訳書にハラウェイ『犬と人が出会うとき——異種協働のポリティクス』(青土社)、シルヴィア『できる研究者の論文生産術』『できる研究者の論文作成メソッド』(講談社)など。著書に『できる翻訳者になるためにプロフェッショナル4人が本気で教える翻訳のレッスン』(共著、講談社)、『リーディングス戦後日本の思想水脈』(共著、岩波書店)など。