現代思想2017年9月臨時増刊号 総特集=かこさとし

-『だるまちゃん』『からすのパンやさん』から科学絵本、そしてあそびの大研究まで…広がり続ける表現の世界-

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現代思想2017年9月臨時増刊号 総特集=かこさとし

定価本体1800円+税

発売日2017年8月28日

ISBN978-4-7917-1351-6

◆インタビュー
学ぶこと、生きることの意味を求めて――子どもと社会のあいだから / かこさとし(聞き手=國分功一郎)

◆かこさんへの手紙
生活の中での子どもをよく見て、子どもの声を聞く――加古里子さんと生命誌の出会い / 中村桂子

◆創作の現場から
加古里子さんの絵本――伝統文化と現代科学のコンビネーション / 松居直
紙芝居への情熱と貢献――知の巨人かこさとしさんと童心社 / 酒井京子
小学校時代の中島哲くん / 千葉美香
かこさんの作家としての凄さ――「食べごと」と「遊び」の世界から / 丸山良一

◆〈いずみがもり〉のわたしたち
食べて生きていく / 枝元なほみ
田舎のパン屋が見つけた「からすのパンやさん」 / 渡邉麻里子

◆読むことの宇宙
だるまちゃんたち、タコたち / 蜂飼
友だちになるハビトゥス――『だるまちゃんとてんぐちゃん』の読書体験 / 目黒
『どろぼうがっこう』だとぉ、おみゃーたわけかぁー――学校を異化した加古里子劇場 / 岡崎

◆子どもたちのこころ
墨色と泥色の記憶――かこさとしの絵の淡い濁りについて / 藤原辰史
『とこちゃん』と『だるまちゃん』に見る親と子の関係――子どもへの無償の愛 / 猪熊弘子
「子ども」というエチカ / 柳澤田実
かこさとしにおける不信と怒り――「怒りの時代」を生き抜くために / 篠原雅武

◆表現が拓いた戦後
笑って口をあけている――加古里子の科学絵本の特質について / 宮本大人
「映像作家」としての加古里子――一九五〇年代の幻灯創作活動 / 鷲谷

◆〈あそび〉からはじまる
「子どもの遊び」研究の琴線とかこさとしさん / 河崎道夫
遊びにおける「自恣」と「はみだし」――子どもの人類学者・加古里子の遊び論 / 加藤

◆科学者のまなざし
加古里子の科学絵本――科学性とストーリー性の融合 / 池内
工学と絵本 / 五十嵐太郎
技術が自然と人間を結ぶ――科学読物史のなかのかこさとし / 田司雄

◆広がる世界
絵本を遊ぶ――かこさとし絵本館での遊び実践 / 早未恵理

◆理想を追い求めて
非合理の理――かこさとし、精神の軌跡 / 鈴木愛一郎
かこワールドの成り立ちとメッセージ性――我流の読み方と楽しみ方を味わいながら / 浅井春夫
林 真理 加古里子と戦後日本思想――科学技術と平和主義、民主主義

◆かこさとしの世界
■紙芝居
矢村のヤ助
■絵本が生まれるまで
私の絵本が学んだ分野
絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」ができるまで
「だるまちゃんとかみなりちゃん」について
■エッセイの魅力
ふらここ風のねこじゃらし
鬼ごっこ天国
兵隊ごっこ戦争ごっこ
■限りない探求
翻訳絵本『マトリョーシカちゃん』(抜粋)
かこさとし あそびのページ

附録 
著作目録 
略年譜