世界からバナナがなくなるまえに

-食糧危機に立ち向かう科学者たち-

ロブ・ダン 著,高橋洋 訳

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世界からバナナがなくなるまえに

定価本体2800円+税

発売日2017年7月24日

ISBN978-4-7917-7005-2

わたしたちはたった12種類の作物で生きている
米、小麦、砂糖、トウモロコシ、豆、ジャガイモ、ヤシ油、大麦、キャッサバ、ピーナッツ……
人間が生きるうえで欠かすことのできない主食作物が、同時多発的な病原菌や害虫の猛威に襲われたとき、わたしたちの食卓はどうなってしまうのか。大規模なアグリビジネスがもたらした悲劇、作物壊滅の危機に立ち向かう科学者の軌跡をたどりながら、いまわたしたちにできることは何か、考える。

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【目次】

第1章 バナナを救え!
第2章 アイルランドのじゃがいも飢饉
第3章 病原体のパーフェクトストーム
第4章 つかの間の逃避
第5章 敵の敵は味方
第6章 チョコレートテロ
第7章 チョコレート生態系のメルトダウン
第8章 種子の採掘
第9章 包囲戦
第10章 緑の革命
第11章 ヘンリー・フォードのジャングル
第12章 野生はなぜ必要なのか
第13章 赤の女王と果てしないレース
第14章 ファウラーの箱舟
第15章 穀物、銃、砂漠化
第16章 洪水に備える
エピローグ――私たちは何をなすべきか


巻末注
謝辞
訳者あとがき
索引

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[著者] ロブ・ダン(Rob Dunn)

ノースカロライナ州立大学教授。コネティカット大学で博士号取得。専門はエコロジーと進化論。著書に『わたしたちの体は寄生虫を欲している』(飛鳥新社)や『アリの背中に乗った甲虫を探して――未知の生物に憑かれた科学者たち』(ウェッジ)、『心臓の科学史』(青土社)など。


[訳者] 高橋洋(たかはし ひろし)

1960年生まれ。同志社大学文学部文化学科卒(哲学及び倫理学専攻)。IT企業勤務を経て翻訳家。S・B・キャロル『セレンゲティ・ルール』、N・ドイジ『脳はいかに治癒をもたらすか』(以上、紀伊國屋書店)、R・クルツバン『だれもが偽善者になる本当の理由』(柏書房)、『脳はいかに意識をつくるのか』(白揚社)、M・ベコフ『動物たちの心の科学』、ロブ・ダン『心臓の科学史』(以上、青土社)など科学系の翻訳書多数。