現代思想2018年10月号 特集=大学の不条理

-力の構造-

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現代思想2018年10月号 特集=大学の不条理

定価本体1400円+税

発売日2018年9月27日

ISBN978-4-7917-1371-4

大学はいまどこへ向かおうとしているのか?
日大アメフト部の反則行為、セクシュアル・ハラスメントやアカデミック・ハラスメント、学問の自由に対する政治家の不用意な発言、地方大学の存廃、就職活動の早期化による学生の疲弊、東京医科大学の得点操作……。大学が抱える様々な不条理を、学部生・院生・就活生・非常勤講師・スポーツ系の学生・芸術系の学生など「人」を中心に分析する。

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【目次】

 

特集*大学の不条理――力の構造

 

【インタビュー】
大学の不条理と未来――単線から複線へ / 吉見俊哉 

【ハラスメントの構造】
日本大学事件の向こうに見えるもの / 初見基
大学はスポーツという資源を活用できているか / 高峰修
キャンパス・ハラスメント・スキャンダルからみる大学のこの頃 / 北仲千里 
指導と自律をめぐって――脳科学とスポーツ / 柏野牧夫 

【それぞれの不条理】
大学教育の墓掘り人?――キャリア支援・教育はどこから来て、どこに向かうのか / 児美川孝一郎 
奨学金問題の現状と今後の課題 / 大内裕和
だれが教育を殺すのか――大学非正規教職員雇い止めの荒野から / 山家悠平
研究者と事務職員のメール対話 / 堀江秀史 

【制度への問い】
大学のなかでこれ以上続いてはならないこと / 與那覇潤
学部はどう並んでいるか / 田村隆+山口輝臣 
政治と行政について――「官邸」と「官僚」 / 重田園江 

【人文学と芸術学の行方】
芸術教育とは何か? / 岡﨑乾二郎
メディウムについて / 松浦寿夫 
学校内学校を作ることから始める――大学はひとつではない / 谷口暁彦+ドミニク・チェン 
学びと気付き / 藤幡正樹 

 

【新連載●政治的省察●第一回】
問いの移動――政治があるところに政治はないか? / 宇野邦一 

【連載●瓦礫(デブリ)の未来●第一五回】
祝祭(一) / 磯崎新

【連載●分解の哲学●第一七回】
ほどく、ほぐす、つくろう(2) / 藤原辰史 

【連載●科学者の散歩道●第五一回】
「原子力時代」開闢のなかで――「ビキニ」で時代が動く / 佐藤文隆 

【連載●家族・性・市場●第一五〇回】
『不如意の身体』に加えた部分 / 立岩真也

 

【研究手帖】
カントのテクストへの接し方 / 網谷壮介