世界と科学を変えた52人の女性たち

レイチェル・スワビー 著,堀越英美 訳

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世界と科学を変えた52人の女性たち

定価2,420円(本体2,200円)

発売日2018年11月10日

ISBN978-4-7917-7109-7

これは単なる栄光の物語ではなく、今も続く女性たちの闘争の歴史だ。
「人間の個性とは、性別、人種、宗教、その他どんな要素も関係なく、能力以外にないという強い信念がありました。ですから、女性は自身の力を最大限発揮するために、男性と同等のチャンスが得られるべきだと信じていました」--アナ・ウェッセル・ウィリアムズ(細菌学者)
差別に立ち向かい、「好き」を貫いた女性科学者の物語。

内容見本


【目次】
はじめに

医学
メアリ・パトナム・ジャコービー(1842-1906)
アナ・ウェッセル・ウィリアムズ(1863-1954)
アリス・ボール(1892-1916)
ゲルティ・ラドニッツ・コリ(1896-1957)
ヘレン・タウシグ(1898-1986)
エルシー・ウィドウソン(1906-2000)
ヴァージニア・アプガー(1909-1974)
ドロシー・クローフット・ホジキン(1910-1994)
ガートルード・ベル・エリオン(1918-1999)
ジェーン・ライト(1919-2013)

生物学と環境保全
マリア・ジビーラ・メーリアン(1647-1717)
ジャンヌ・ヴィルプルー=パワー(1794-1871)
メアリー・アニング(1799-1847)
エレン・スワロー・リチャーズ(1842-1911)
アリス・ハミルトン(1869-1970)
アリス・エヴァンス(1881-1975)
ティリー・エディンガー(1897-1967)
レイチェル・カーソン(1907-1964)
ルース・パトリック(1907-2013)

遺伝学と発生学
ネッティー・スティーヴンズ(1861-1912)
ヒルデ・マンゴルト(1898-1924)
シャーロット・アワーバック(1899-1994)
バーバラ・マクリントック(1902-1992)
サロメ・ウェルシ(1907-2007)
リータ・レーヴィ=モンタルチーニ(1909-2012)
ロザリンド・フランクリン(1920-1958)
アン・マクラーレン(1927-2007)
リン・マーギュリス(1938-2011)

物理学
エミリー・デュ・シャトレ(1706-1749)
リーゼ・マイトナー(1878-1968)
イレーヌ・ジョリオ=キュリー(1897-1956)
マリア・ゲッパート=メイヤー(1906-1972)
マルグリット・ペレー(1909-1975)
呉健雄(1912-1997)
ロサリン・サスマン・ヤロー(1921-2011)

地球と宇宙
マリア・ミッチェル(1818-1889)
アニー・ジャンプ・キャノン(1863-1941)
インゲ・レーマン(1888-1993)
マリー・サープ(1920-2006)
イボンヌ・ブリル(1924-2013)
サリー・ライド(1951-2012)

数学と科学技術
マリア・ガエターナ・アニェージ(1718-1799)
エイダ・ラブレス(1815-1852)
フロレンス・ナイチンゲール(1820-1910)
ソフィア・コワレフスカヤ(1850-1891)
エミー・ネーター(1882-1935)
メアリー・カートライト(1900-1998)
グレース・マレー・ホッパー(1906-1992)

発明
ハータ・エアトン(1854-1923)
ヘディ・ラマー(1914-2000)
ルース・ベネリト(1916-2013)
ステファニー・クオレク(1923-2014)

謝辞
訳者あとがき
参考文献
索引


【著者・訳者略歴】
著者 レイチェル・スワビー(Rachel Swaby)
ブルックリン在住のフリーランス・ジャーナリスト。雑誌『Wired』『The Oprah Magazine』『Afar』、ウェブサイト「New Yorker.com」等で活躍。インディペンデント雑誌『Longshot Magazine』では副編集長を務める。デジタルメディア『THE CONNECTIVE』元編集長。ライブ雑誌『Pop-Up Magazine』元プレゼンター。

訳者 堀越英美(ほりこし・ひでみ)
1973年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社、IT企業勤務を経てライターに。共訳書に『ギークマム』(オライリー・ジャパン)、著書に『不道徳お母さん講座』(河出書房新社)『女の子は本当にピンクが好きなのか』(Pヴァイン)等。