現代思想2019年9月号 特集=倫理学の論点23

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現代思想2019年9月号 特集=倫理学の論点23

定価1,540円(本体1,400円)

発売日2019年8月27日

ISBN978-4-7917-1386-8

医療、環境、戦争から占いまで…応用倫理の最先端
テクノロジーの進歩や社会状況の変化とともに、「人間」の概念が大きく揺さぶられている現在、人がどう生きるべきかを問うてきた倫理学もまた、大きな転換点を迎えている。医療、環境、ロボット、ビジネス、戦争から占いまでさまざまな領域を横断しつつ、応用倫理学の今を総覧する。

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【目次】

 

特集*倫理学の論点23

 

【討議】
ボーダーから問いかける倫理学 / 岡本裕一朗+奥田太郎+福永真弓
応用倫理学のメソドロジーを求めて / 池田喬+長門裕介

応用倫理のトピックス
環境 人新世下のウィルダネスと「都市の環境倫理」 / 吉永明弘
宇宙 神話と証拠 / 清水雄也
食農 いのちを支える行動を日常に埋め込む / 秋津元輝
動物 動物の倫理的扱いと動物理解 / 久保田さゆり
ロボット ロボットは権利を持ちうるか? そして権利を持たせるべきか? / 岡本慎平
戦争 人工物が人間を殺傷することを決定し実行することは、道徳的に許容されるのか / 眞嶋俊造
ビジネス 企業それ自体の責任を問うことの困難さ / 杉本俊介
医療 リプロダクティブ・ライツとは何か / 柘植あづみ
生政治 身体の政治はなにを纏うか / 重田園江
生殖 ベネターの反出生主義をどう受けとめるか / 吉沢文武
世代間 将来を適切に切り分けること / 吉良貴之
高齢者 新健康主義 / 北中淳子
公衆衛生 公衆衛生・ヘルスプロモーション・ナッジ / 玉手慎太郎
ジェンダー/セクシュアリティ トランス排除をめぐる論争のむずかしさ / 筒井晴香
美醜 外見が「能力」となる社会 / 西倉実季
共依存 親をかばう子どもたち / 小西真理子
サイバー・カルチャー 身体はいかにして構築されるのか / 根村直美

「意味」は分配されうるか? / 長門裕介

エッセイ
フィクション それでも、物語に触れる / 西田藍
占い 占いという「アジール」 / 石井ゆかり
ルポルタージュ 「良き例」を欲してはいけない / 武田砂鉄

 

【短期集中連載●『弱くある自由へ』第二版に●第二回】
高橋修・中 / 立岩真也

【連載●デミウルゴス●第六回】
双制(デュアル・システム)(三) / 磯崎新

【連載●科学者の散歩道●第六一回】
未来科学の三つの架空図 二〇世紀科学の行く末? / 佐藤文隆

【研究手帖】
探偵としての歴史家 / 苗村弘太郎