史上最悪の感染症

-結核、マラリアからエイズ、エボラ、薬剤耐性菌、COVID-19まで-

マイケル・オスターホルム、マーク・オルシェイカー 著,五十嵐加奈子・吉嶺英美・西尾義人 訳

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史上最悪の感染症

定価2,200円(本体2,000円)

発売日2020年8月25日

ISBN978-4-7917-7298-8

COVID-19のパンデミックは、現代のグローバル社会がいかに感染症に対して無防備であるかを明らかにした。マラリア、結核など、先進国では終わったと思われている感染症はいまだに発展途上国で猛威をふるい続け、エイズ、エボラはふたたび大流行を起こしつつある。封じ込められたSARS,MERSも、いつパンデミックを起こしてもおかしくない。そして、家畜への抗生物質の大量投与は、我々を脅かす薬剤耐性菌を日々産み出している……。

疫学の第一人者が語る、感染症の本当の恐ろしさとその対処法。

リチャード・プレストン氏(『ホット・ゾーン』著者)推薦
COVID-19、エボラ、MERS、ジカ熱の流行で明らかになったように、我々は未知のウイルスに対する準備が十分にできていない。これらの敵から身を守るために私たちができること、そしてしなければならないことは何だろうか? 気鋭の疫学者とノンフィクションライターが綴る、今ここにある危機。

【書評】

月刊「HANADA」12月号に『史上最悪の感染症』の著者マイケル・オスターホルム教授へのインタビューが掲載されました