織物の文明史

ヴァージニア・ポストレル 著,ワゴナー理恵子 訳

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織物の文明史

定価3,520円(本体3,200円)

発売日2022年12月6日

ISBN978-4-7917-7522-4

人類の歴史、それは織物の歴史でもある。
人は織物を求めて、動植物を育み、織りや染色の技術を発展させ、機械を作り、交易を進め、経済、そして科学を発展させた。私たちの生活に不可欠なゆえに見過ごされがちだが、織物は文化、政治、経済、軍事――あらゆる面で大きな影響をもたらした。先史時代から現代まで、世界中で人類の歴史を動かしてきたその軌跡と影響を、気鋭のジャーナリストが豊富な取材をもとに鮮やかな筆致で紡ぎ出す。

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以下の通り、本書に誤りがありましたことをご報告申し上げます。

7頁 本文1行目 一九九〇年→一九〇〇年
38頁 本文15行目 一七七一年→一七九一年

深くお詫び申し上げます。

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[目次]

序文 文明を織りなすもの

第一章 繊維

第二章 糸

第三章 布

第四章 染色

第五章 交易商

第六章 消費者

第七章 革新者

おわりに なぜテキスタイルなのか

謝辞
訳者謝辞
用語リスト
人名・組織名リスト

索引

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[著者]ヴァージニア・ポストレル(Virginia Postrel)
ジャーナリスト、独立研究者。ロサンゼルス在住。『ブルームバーグオピニオン』のコラムニスト。過去に『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『ニューヨーク・タイムズ』、『フォーブス』のコラムニストを務める。著書にThe Substance of Style、The Power of Glamour、The Future and Its Enemies(いずれも未邦訳)がある。

[訳者]ワゴナー理恵子(Rieko Wagoner)
翻訳家。翻訳書に『ブラック・ライヴズ・マター回想録』(青土社)、編訳書に、The Stories Clothes Tell: Voices of Working-Class Japan(Tatsuichi Horikiri著)がある。米国コネチカット州在住。