定価2,860円(本体2,600円)
発売日2022年12月26日
ISBN978-4-7917-7530-9
シタール・ドラッグ・超越瞑想
1965年、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴは自分を見失っていた。ファンの熱狂はピークに達し、彼らは使い切れないほどのお金、そして夢にまで見た名声に圧倒されていた。ある日映画「ヘルプ!」の撮影現場でジョージはシタールに出会い、そのことが彼らをドラッグによる内面への旅、国境を越えた精神性への旅、そして素晴らしい音楽に満ちた旅へと導いた。1968年、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴは自分探しの旅に出ることにした。まるで仕組まれていたかのような運命的に出来事が続けて起こり、超越瞑想の教祖マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの秘密のマントラによる永遠の幸せを求め、彼らはインドのリシケシュに赴いた。そこでは数々の名曲が生まれた一方で、深い失望も味わうことになった……。本書は意見の相違に引き裂かれながらも創造性を発揮し続けた、世界が愛した四人のインドでの姿をユニークな登場人物や出来事を交え豊かに描き出す。

[目次]
登場人物
まえがき
インドとビートルズ
シタールには弦がたくさんある
カルマの繋がり
セックス、ドラッグ&ロックコンサート
マハリシ登場
エプスタイン後の人生
リシケシュ到着
フール・オン・ザ・ヒル
失楽園
アンド・イン・ジ・エンド…
注
解説 藤本国彦
訳者あとがき

[著者]アジョイ・ボース(Ajoy Bose)
インドのジャーナリスト。共著書に the highly acclaimed For Reasons of State: Delhi under Emergency と the Shah Commission Begins がある。
[訳者]朝日順子(あさひ・じゅんこ)
1970年、千葉県市川市生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。翻訳家・編集者・音楽ライター。イベント出演と執筆を中心に、洋楽の歌詞解説を手掛ける。著書に、『ルート66を聴く』(青土社)『ビートルズは何を歌っているのか?』『クイーンは何を歌っているのか?』(ともにシーディージャーナル)がある。