メトロポリス興亡史

-ウルク、バビロンからローマ、バグダッド、ニューヨーク、東京、そしてラゴスまで-

ベン・ウィルソン 著,森夏樹 訳

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メトロポリス興亡史

定価5,280円(本体4,800円)

発売日2023年3月25日

ISBN978-4-7917-7545-3

都市と人類の六〇〇〇年
人類は戦争や災害や疫病などの困難に襲われながらも、何度も都市に住むことを試みてきた。ときに多くの犠牲をともなうかたちでその試みは失敗し、隆盛を極めたあまたの都市が放棄されてきた。しかし、一方で都市では、高度な知識や文化、資本主義経済、人や物や情報の複雑なネットワークといった多くのものが育まれた。二〇二五年には世界の主要な四四〇都市が世界全体のGDPの半分を生み出すことになると予想されている。人びとはなお都市に集まりつづけているのだ。人類は都市にどのような夢を見たのか。そして、その行きつく先はどこなのか。常に実験室であり、歴史を動かす場であった都市をめぐる壮大な人類史。