定価5,940円(本体5,400円)
発売日2023年12月26日
ISBN978-4-7917-7618-4
聖書はどのようにしてギリシア語に訳されたのか
道徳や教訓などが書かれ、ユダヤ教やヘレニズム世界を理解する上での重要書であり、同時にヘブライ語とギリシア語では順序や内容が大きく異なっている書としても、きわめて重要な書。翻訳とは何か、そして聖書とは何か。大きな問いに向き合いつづける訳者による七十人訳ギリシア語聖書の個人訳、堂々の完結。

[目次]
凡例
はじめに
箴言
第1編
第2編
第3編
第4編
第5編
第6編
第7編
第8編
第9編
第10編
第11編
第12編
第13編
第14編
第15編
第16編
第17編
第18編
第19編
第20編
第21編
第22編
第23編
第24編
第25編
第26編
第27編
第28編
第29編
第30編
第31編
解説――ギリシア語箴言の理解のために
付録
前置き
Ⅰ アリステリアスの書簡
解説
Ⅱ フィロンの語るアレクサンドリアにおける聖書の翻訳
解説
Ⅲ ヨセフスの語るアレクサンドリアにおける聖書の翻訳
解説
Ⅳ 七十人訳聖書はどう理解され、どう使われたのか?
あとがきに代えて――キジも鳴かずば撃たれまい
資料
索引

[著者]秦剛平(はた・ごうへい)
多摩美術大学名誉教授。国際基督教大学卒、京都大学大学院、ドロプシー大学大学院(フルブライト、Ph.D)を卒業。ペンシルヴァニア大学大学院上級研究員、オックスフォード大学客員教授(1999-2000年)、同大学客員研究員(2001年以降)、現在ケンブリッジ大学(クレア・ホール)フェロー終身会員、(ウォルフソン・コレッジ)フェロー終身会員、イェール大学大学院客員研究員。『七十人訳ギリシア語聖書』のモーセ五書、およびイザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書、十二小預言書、ダニエル書といった預言書、さらには歴史書であるヨシュア記、士師記、サムエル記、列王記、歴代誌やマカベア書、ルツ記、哀歌、詩篇、エズラ書、ヨブ記の邦訳も行なっている。おもな著書に『旧約聖書を美術で読む』『新約聖書を美術で読む』『反ユダヤ主義を美術で読む』『天使と悪魔』(いずれも、青土社)、『美術で読み解く旧約聖書の真実』『美術で読み解く新約聖書の真実』『美術で読み解く聖母マリアとキリスト教伝説』『美術で読み解く聖人伝説』(いずれも、ちくま学芸文庫)、『七十人訳ギリシア語聖書入門』(講談社選書メチエ)ほか多数。訳書にヨセフス『ユダヤ古代誌』(全六巻、ちくま学芸文庫)、J・C・ヴァンダーカム『死海文書のすべて』(青土社)など多数。