定価2,420円(本体2,200円)
発売日2025年3月26日
ISBN978-4-7917-7707-5
「立岩真也」と出会う/出会いなおすための最良の書
障害学/生存学と向き合いつづけ、人びとがともに生きて在ることについて思考しつづけてきた孤高の天才・立岩真也。その最初の著作である『私的所有論』を読み解くことからはじめ、三人の思想家が不世出の社会学者の核心に迫る。

はじめに――岸政彦
第1部 『私的所有論』から――稲葉振一郎
第2部 『私的所有論』を読み返して――小泉義之
第3部 鼎談 いま立岩真也を読む――稲葉振一郎×小泉義之×岸政彦
あとがき――稲葉振一郎

立岩真也(たていわ・しんや)
1960年生まれ。著書に『自由の平等――簡単で別な姿の世界』、『ALS――不動の身体と息する機械』、『希望について』、『家族性分業論前哨』、『私的所有論 第2版』、『造反有理――精神医療現代史へ』、『自閉症連続体の時代』、『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』、『増補新版 人間の条件――そんなものない』、『不如意の身体――病障害とある社会』、『病者障害者の戦後――生政治史点描』、『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術 増補新版』、『介助の仕事――街で暮らす/を支える』、『良い死/唯の死』、『人命の特別を言わず/言う』、共著に『所有と国家のゆくえ』、『税を直す』、『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』、『差異と平等――障害とケア/有償と無償』、『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』、『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』など。2023年7月31日没。
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稲葉振一郎(いなば・しんいちろう)
1963年生まれ。明治学院大学社会学部教授。専門は社会倫理学。著書に『リベラリズムの存在証明』、『経済学という教養』、『社会学入門――〈多元化する時代〉をどう捉えるか』、『宇宙倫理学入門』、『「新自由主義」の妖怪――資本主義史論の試み』、『社会学入門・中級編』、『AI時代の労働の哲学』、『ナウシカ解説 増補版』、『社会倫理学講義』、『AI時代の資本主義の哲学』、『宇宙・動物・資本主義』、『市民社会論の再生――ポスト戦後日本の労働・教育研究』など。
小泉義之(こいずみ・よしゆき)
1954年生まれ。立命館大学院先端総合学術研究科特任教授。専門は哲学、倫理学。著書に『兵士デカルト――戦いから祈りへ』、『デカルト哲学』、『ドゥルーズの哲学――生命・自然・未来のために』、『あたらしい狂気の歴史――精神病理の学』、『あたかも壊れた世界――批評的、リアリズム的』、『ドゥルーズの霊性』、『災厄と性愛――小泉義之政治論集成Ⅰ』、『闘争と統治――小泉義之政治論集成Ⅱ』、『哲学原理主義』、『弔い・生殖・病いの哲学――小泉義之前期哲学集成』など。
岸政彦(きし・まさひこ)
1967年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。専門は沖縄社会研究、生活史、社会調査方法論。著書に『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』、『街の人生』、『断片的なものの社会学』、『はじめての沖縄』、『マンゴーと手榴弾――生活史の理論』、『調査する人生』、共編著に『質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学』、『生活史論集』、『東京の生活史』、『大阪の生活史』、監修書に『沖縄の生活史』など。