戦争と占領の日本映画史

-歴史の「闇」を捉え返す-

紙屋牧子 著

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戦争と占領の日本映画史

定価4,840円(本体4,400円)

発売日2025年10月27日

ISBN978-4-7917-7743-3

その明るさが覆い隠しているものとは何か
マキノ正博が戦中に発表した「明朗」な作品群、長谷川一夫と古川ロッパの共演作、占領期に生まれた「パンパン映画」と「母もの映画」——。同時代の文脈のなかに差し戻すことで、その映画がもつ隠された政治性・歴史性を鋭く浮かび上がらせるスリリングな映画論。