定価1,980円(本体予価1,800円)
発売日2026年10月27日
ISBN978-4-7917-0483-5
書物の来歴とその古層
写本の由来に遡行し、その伝播を綴りなおすこと、書物を書物に帰す、いったいそのように写本のそれぞれにはドキュメントが仮託されている。一冊の伝来に複本を重ね合わせる文献学の砦としての写本と、美麗絢爛な手工品としての写本の交差する場所に、書物の元来が新たに立ち現れる。それをこそ来たるべき書物の可能性とみるか否か、写本とはもはや歴史の遺産ではない。未来に作られるべきものである。西洋中世写本にとどらまらない、写本の人類史。
目次予定*【寄稿】阿部晃平/荒川慎太郎/伊藤博明/伊東未来/稲垣健太郎/小川剛生/小川豊生/鏡リュウジ/加藤隆宏/河島思朗/澤裕章/柴田隆功/田中千惠子/納富信留/長谷川修一/林則仁/松田隆美/松本涼/宮紀子/宮川創/八木健治/山本伸一/渡辺元裕…【資料】桑木野幸司 写本を読むためのブックガイド