横浜的 


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横浜的
芸能都市創成論

平岡 正明 著  
1993刊/四六判/366頁
C1076 定価2650 円(本体2524 円)
ISBN4-7917-5285-6






ひばり 波止場 ジャズ 大道芸
そして江戸再生
日本のジャズの揺籃の地にして、美空ひばりを産み、いま世界の大道芸をリードする芸能都市になろうとしている港町・横浜に、「思想としての江戸」 の再生をもくろみ、平岡流〈民衆芸術論〉を集大成して〈場末美の思想〉へと昇華させる究極の都市論。

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【目次】

 秘法19番 一皿に港町の精髄が

芸能都市創生論

ひばり 「東京キッド」 の観点で横浜をロケハンする
「横浜みなと祭り」 「ヨコハマどんたく」 を批判する
TVKのハマ番組は禿頭が偉かった
「破産宣言の町」 にアメリカの疲弊を見る

横浜四天王

シャンソン語り元次郎は野毛のジャン・ジュネである
三代目彫よしは最後の芸術を生きる
北原おもちゃ館でビリーの歌を聴いた
ジャグラー水野雅広には山下公園の夜景がよく似合う

日付のある横浜

ひと
 ヒカシューだったよね / フライング・ダッチメン[お手玉+一輪車] / 火を吹くクリスチャン・タゲ
 森下正雄の話芸[紙芝居] / 雪竹太郎二冠[人間美術館] / 早野凡平という男がいた!
 超芸人が美人教授を口説いた話[人間ポンプ] / 志寿太夫の 「三千歳」[清元]
 ハマの飛車角の一人、富士松延治太夫[新内節] / 小石丸節 「お紺殺し」[河内音頭]
 謎解き河内十人斬[劇団ハチマル] / 浅草木馬亭の昼下がり[浪曲と彫物]
 知名定男の島歌ライブ[琉球島歌] / ルベ・エマニュエルがとらえた日本の音は[現代音楽]
 現実派シャンソンあり

まち
 巷にあって自由な男のはなし / 春談治というお酒の味 / おせんちゃん / 馬車道のメリー
 お三さまのブルース艶唄 / 古代東洋の鐘 / 河童が出るよ / 横浜開港庶民録
 モトマチ 「横濱繪看鈑」 でメタ都市論を / 煉瓦倉庫で見る花火 / マダム篠田の家
 ひばり波止場 / ジャンケンポンの歌 / 長谷川伸のマッチ / 使い捨てライター / うまい煙
 ラッタッターで中華街を差別の味散歩 / 海老ソバと香港映画

おと
 港ヨコハマ・除夜の汽笛 / ヨコハマでは後ろ向きにジャズを / 横浜JAZZ協会・(こけら)落とし異聞
 中音量主義でいこう / 氷川丸船上のムーンライト・セレナーデ / 野毛のジャズ喫茶
 海賊盤物語 / ハマでひろったモンクとコルトレーン / ジャスト・ア・ジゴロ[モンク・ヴァージョン]
 美人教授の愛のジゴロ[田中優子ヴァージョン] / ジゴロの歌をもう一度[ディートリッヒ・ヴァージョン]
 ミルトのプレンティ・プレンティ・ソウル / ソロピアノ三夜 / 踊り場の美女艶歌
 酔いどれジョーの唄 / 山崎ハコの 「ベンジャミン・パラダイス」 / エディ藩カムバック
 三上寛、おのが運命を分刻み / ユパンキを大道芸によべると思った
 広重風の湯豆腐を食べながらひばりを思う

浜ひばり 江戸ひばり

浜ひばり
江戸ひばり 『端唄草紙』 でロケハンする

あとがき

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[著者] 平岡正明(ひらおか・まさあき)
1941年東京生まれ。早稲田大学文学部露文科中退。文学、映画、ジャズ、大衆芸能、都市、犯罪、革命、官能など幅広い評論活動を展開し、民謡から歌謡曲にいたる日本の民衆芸能史を汎アジア、汎世界的に位置づける。現在は横浜に在住し、タウン誌 『ハマ野毛』、野毛大道芸フェスティバル、横浜JAZZ協会、水滸伝の会など、まったく新しい都市づくりに加担。著書に、『平民芸術』(三一書房)、『大歌謡論』(筑摩書房)、『美空ひばりの芸術』(ネスコ)、『ジャズ宣言』(現代企画室)、『官能武装論』(新泉社)、『風太郎はこう読め』(図書新聞)、『新内的』(批評社)、『浪曲的』(青土社)など多数がある。

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更新日時:Thu, 15 Apr 2010 11:21:14 JST (105d)